前向きな話をする為の「聞き方」
聞き方
仕事の中でも、スポーツの中でも日々行われる、議論、話し合い。
その話し合いの中で、「それは違う」と思う意見を言われることがあるかと思います。
そんなとき、とっさに否定したくなるけど、ここが注意ポイント。
納得できなくても、いきなり否定するのはよくないと考えています。
いきなり相手の意見を否定すると、そこで話が中断し、前に進まなくなります。
よくあるのが、「だって、でも、どうせ」的な返し。
言い方によっては、相手をイラッとさせてしまうでしょう。
自分の意見を否定されて嬉しい人はいませんし、場合によっては「2度とあなたに意見や提案はしない!」となります。
きちんと相手の話、考えを聞かないで否定するのは、話し合いとしてふさわしくない態度です。
違和感のある意見ほど、自分にはない価値観である可能性が高い。
いきなり相手の意見を否定すると、新しい価値観を受け入れるチャンスまで失います。
自分の中の常識に縛られずに!
では、どうするか。
相手の意見は何であれ、まず聞いて受け入れる。
意味が伝われば、相手も「自分の意見が受け入れられた」と安心できる。
反発を感じる意見ほど、まず受け入れてみるのも一つ。
いったん受け入れることで、自分の中に新しい価値観を取り込めます。
それが自分の中で消化できるかどうかは別として、まず自分の中に取り込むことです。
取り込まないと、吸収することもできません。
「そういう考え方もあるかもしれない」と思えば、受け入れられる範囲が広がります。
最初は納得できなくても、一度受け入れてみると、後から納得できるようになることもあります。
受け入れた上で納得できないことももちろん多くあります。笑
最初は意味がまったく理解できなくても、一度受け入れてみると、後から意味を理解できることがあります。
結果として、先入観・偏見・固定観念の解消にもつながっていきます。
「それでは反対意見が言えない」と思いますが、もちろんずっと我慢するわけではありません。
反対意見を言うなら、受け入れた後に言うといいでしょう。
相手の話を受け入れてから反論意見を述べれば、相手は比較的穏やかに聞けます。
受け入れることで、反対意見があってそれを伝えた時、スーッと相手の心に入っていったりします。
結果、建設的な話し合いを進めていけます。
まず受け入れるって大事ですね。
非常識の中に、常識がある
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